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ミニストップ株式会社様
無人コンビニ運用に最適な通信の安定性と遠隔管理を両立するIoT/M2Mルータを提供。
| 業種 | 小売業(コンビニエンスストア) |
|---|---|
| 業務 | 無人販売サービス「ミニストップポケット」運営 |
| 製品 | IoT/M2Mルータ |
| ソリューション・サービス | マネージドM2Mサービス |
導入効果
- 通信トラブルがほぼゼロになり、無人コンビニ運営の安定性が大幅に向上した。
- 万一のトラブル発生時も通信の遠隔管理により速やかな解決が可能になった。
- キッティング済み端末の提供により設置作業が大幅に効率化された。
導入背景
無人コンビニ運営に求められるネットワークの条件とは。
職域マーケット部
部長 原田浩一様
『私たちは、「おいしさ」と「便利さ」で、笑顔あふれる社会を実現します』というミッションを掲げ、お客さま満足の実現を目指してコンビニ「ミニストップ」を展開するミニストップ様。2020年秋から展開する「ミニストップポケット」は、オフィス・工場・病院・ホテル・休憩所などあらゆる施設内に設置できる小さなオフィスコンビニです。無人の店舗に専用セルフレジを設置し、豊富な品揃えの商品をキャッシュレス決済で24時間いつでも購入できる強みにより、開始から5年で約2,000件の出店を実現しています。
今回の導入事例の取材にあたり、ミニストップ 職域・with MINI STOP本部 職域マーケット部 部長の原田浩一様にお話を伺いました。
「ミニストップポケットの運営でもっとも重要になるのがキャッシュレス決済を支えるネットワーク環境です。そのため、最優先事項は通信が途切れないこと。電波の安定性はもちろん、ルータの堅牢性も含めて、しっかりした環境を整備しておく必要があります。加えて、無人の店舗では万一のトラブルが発生した際の状況把握が困難になり、しばしば復旧のために現地に出向くことも少なくありません。この稼働を減らすために通信の状況を遠隔から監視できる仕組みも必要だと考えていました」と原田様は語ります。
遠隔監視・管理の必要性について少し補足します。たとえば、無人店舗で専用セルフレジが使えないトラブルが発生した場合、考えられる原因としてはレジまわりの機器の故障(コンセントが外れているなどの人為的なミスも含む)、あるいは通信自体が途絶えているかです。この原因をお客さまとの電話やメールで特定することは容易ではありません。そこで、リモートからリアルタイムに通信状況を一括で可視化することで、通信に問題がない場合はレジまわりに原因を特定して迅速に復旧できるようになるのです。
ソリューション
堅牢性と遠隔管理機能を評価し、信頼できるパートナーを再選定。
ミニストップ様では、サービス開始当初から弊社のIoT/M2Mルータをご利用いただいていましたが、一時期、遠隔管理機能を求めて他社のソリューションに乗り換えられました。しかし、弊社が遠隔管理サービスの提供を開始したことを機に、再度、弊社の製品をご採用いただくことになりました。
ミニストップポケットのルータには、以下のような条件がありました。
- 通信の安定性:即座にサービス停止につながる通信途絶を最小化すること。
- 遠隔管理機能:全国の設置場所に物理的に赴くことなく通信状況を把握できること。
- 工数の削減:ルータのキッティングにかかる工数を抑制すること。
- コスト効率:大量導入のため1台あたりの運用コストを抑えられること。
今回、ミニストップ様に採用いただいた「uM350R」はLTEモジュールを内蔵し、マルチキャリアのSIMカードが利用可能。Wi-Fi HaLow、PoE、デュアルSIMといった先進の機能を搭載しています。もちろん、ネットワーク遠隔管理サービス「Convenit」※との連携により、通信の遠隔監視も可能です。ミニストップ様では2024年4月よりミニストップポケットに新規店舗に「uM350R」の設置を開始。現在、約300店舗に導入済みです。最優先事項だった通信の安定性は、かなり高いレベルで実現できているようです。
※Convenit:IoTデバイスやネットワークを一括して管理・監視できるサービス。監視対象機器のトラブルをスピーディに検知し、メールによるアラート通知が可能です。
「ミニストップポケットの開始当初からNECマグナスコミュニケーションズのルータを使っていますが、とにかく頑丈で壊れにくい印象です。冷蔵庫の上など高い場所に設置されることも多いのですが、そこから落下しても壊れることはありませんでした。今回導入したuM350Rも期待通りの堅牢性を発揮しており、これまでネットワークに関するトラブルは1件も起きていません。いまのところ、ネットワーク遠隔管理サービスを使う機会もなく、かなり安定した運用が実現できています。今回、遠隔管理機能は必須の条件でしたが、使う必要がないほど高いレベルでネットワークが安定していることは嬉しい誤算です。また、今回からキッティング済み端末が納品されるようになり、従来、我々が行っていたキッティング作業がなくなり稼働も抑えられています。もちろん、懸案だった運用コストも少なからず削減されています」
今後の展望
新サービス実装に向けたハードウェア面でのサポートに期待。
現在、ミニストップ様では、ミニストップポケットのさらなる店舗拡大に向けた新たなサービス実装の検討も進められているようです。「現状は決済情報のやり取りのみで通信量は多くありませんが、今後は映像配信など通信容量や速度が求められる新たなサービス展開も予定しています。そのため、大容量通信でも安定して利用できる環境整備が必要になります。今後もNECマグナスコミュニケーションズには安定した通信環境の維持、そして新サービス実装時のサポートをお願いしたいと思っています」
ミニストップ株式会社様
【企業情報】
「お客さまに、いつでも『安心』をお届けしたい」をコーポレートメッセージに掲げ、コンビニエンスストア「ミニストップ」の運営を中核事業として展開。コンビニと店内加工ファストフードを融合させた「コンボストア」という独自のスタイルが多くのユーザーから支持されています。近年は職域・オフィス向け無人店舗「ミニストップポケット」の全国展開により新しい小売のかたちを提案。アライアンス戦略により効率的なエリア拡大を実現し、お客さまの多様化するニーズに対応したサービス開発を推進しています。
- 所在地:〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1
- 設立:1980年5月16日
- 事業内容:コンビニエンスストア『ミニストップ』を展開。経営希望者とフランチャイズ契約を締結し、商品情報や経営ノウハウを提供。

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