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回線暗号ソリューション

回線区間の暗号化

後を絶たないサイバ攻撃や不正なアクセス。いま、多くの企業で厳重なセキュリティ対策が講じられています。
それでは、オフィスや建物の外にある通信回線はどうでしょう。
残念ながら、通信回線には、ファイヤーウォールも侵入監視システムもありません。NECマグナスコミュニケーションズのCOMCIPHERは、通信回線で送られる情報そのものをAES暗号技術で暗号化。より強固なセキュリティで、重要な情報や映像などを速く大量に送受信することができます。
コロナ禍によるNew Normalの時代に突入し、電子マネーの急伸や自治体との個人情報データのやり取り等、重要情報のデジタル化が拡大しております。通信回線のセキュリティも検討していきましょう。

回線暗号装置「 COMCIPHER 」とは

COMCIPHERは、回線区間の両端に設置し、高度なハードウェア処理により通信回線を流れる重要データそのものを暗号化します。

  • 総務省及び経済産業省の電子政府推奨暗号に選ばれた暗号化方式「AES」を採用
  • 挟み込むだけで暗号化を実現するので、現状のネットワーク設計の変更は必要ありません
  • レイヤ2レベルでの暗号化のため、セキュリティホールの心配がありません
  • 送信元/送信先のIPアドレスごとデータを暗号化。IPアドレスの漏えいを防ぎます
  • 本体を解体しようとした際は、暗号キー情報や設定情報を自動的に消去。不正な開封などを防止します
  • 暗号装置そのものが狙われたら・・。万一の場合に備え、本体の前面には物理的な鍵を装備しています

設置/設定/運用がシンプル

ユースケース①<金融機関>
膨大な顧客情報を送受信するデータセンタ間の回線を暗号化

課題

データセンタ間の通信には、ソフトウェアによるセキュリティ対策がとられていた。システムへの負荷が大きく、これから先、大容量のデータを遅延なく送受信できるのかも懸念事項となっていた。

導入のメリット

大容量データを暗号化しても遅延1ms以下の低遅延で送受信可能に。既存のシステムからの変更点も少なく、ハードウェアによる暗号化のため、ネットワークへの負荷も起きません。

ユースケース②<公共機関>
住民の個人情報を暗号化

課題

通信コスト削減のため、従来の高速デジタル専用線から広域イーサネットサービスへの変更を検討。その際、課題となったのが、住民の個人情報の取り扱いだった。

導入のメリット

回線の変更に合わせて、イーサネット対応のCOMCIPHERを設置。通信コストの削減とともに、セキュリティを簡単に強化できます。

ユースケース③<医療機関>
本館から離れた病棟をセキュアな無線回線で結ぶ

課題

患者のカルテなど、絶対に漏えいさせてはいけない個人情報。本館と道路を挟んだ場所にある病棟は無線LANで結ばれていたが、無線機器のセキュリティでは心もとなかった。設置工事も24時間稼働する病院の業務に支障がないよう、短期で終わらせる必要があった。

導入のメリット

無線区間にイーサネット対応のCOMCIPHERを設置。電子カルテはもちろん、実際の手術の様子などの映像も暗号化して送信できるようになります。

ユースケース④<監視センタ>
監視カメラの映像の暗号化は個人情報を守ること

課題

人通りの多い繁華街や公道へ防犯のための監視カメラを複数設置して運用中。回線への不正侵入による監視映像の傍受や盗聴に不安があった。

導入のメリット

イーサネット対応のCOMCIPHERで複数の監視カメラから送信されるリアルタイム映像を秘匿化。これまで通り、低遅延で映像を見ることができます。

ラインナップ

10/100Mbpsから10Gbpsまでニーズに合わせた幅広いラインナップ

マルチキャスト通信にも対応

マルチキャストにも対応しており、本社やセンター側に10Gを設置、支社支店を低速の装置にするといった構成も可能です。

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